上下巻もの、CD-ROM付

  • 投稿者: なかみち
  • カテゴリ: 目録・検索
  • 優先度:
  • 状態: 着手
  • 日時: 2007年03月29日 18時42分06秒

 内容

目録登録のイロハで、あるのだと思いますが、基本的な考え方を教えてください。以下のようなものは、どう取り扱っていますか(データベース上、貸し出しの業務)

  • 複数で1セット
  • 付録付の資料

 コメント

  • ハリーポッターの上下巻みたいに、各巻ごとに扱ったほうがいいものは1冊づつ登録するのが普通です。書誌は1つで所蔵が複数、というイメージですね。また、CD等の付録で本体と一緒に扱ったほうがいいものは1つのものとして登録します。 - okamoto (2007年03月29日 21時41分07秒)
  • ハリーポッターだけでなく、公共図書館ではVOL単位の書誌データ(JP-MARC、TRC-MARC、その他出版MARC)を使っているところがほとんどでしょう。上巻、下巻ひとつずつに図書データがありIDを持っています。うちは公共図書館でも書誌はNACSISフォーマットなので書誌(CTLG:カタログ)単位のデータと巻号(VOL)単位のデータを持っていてお互いにリンクタグでつながっています。 - まつなが (2007年03月30日 12時41分54秒)
  • なるほど。出版者MARCをそのまま使うと書誌と所蔵が1対1対応、NACSISを使っている館は書誌と所蔵が1対多になるんですね。自分のところが大学図書館なので、気がつきませんでした。で、今回作成しようとする図書館システムは、どちらにしたほうがいいんでしょう? これから新規に導入する小規模館だから、1対1対応のほうかな? - okamoto (2007年03月30日 21時27分31秒)
  • ほとんどの場合、単に書誌データに依存していて、図書館独自の判断はしていない、ということですか。 - なかみち (2007年03月30日 21時56分06秒)
    • 出版社MARCの場合、上下巻の関係性はどのように表現されているのですか? - なかみち (2007年03月30日 21時57分50秒)
  • 「書誌データの構造をどのタイプにするのか」ということが図書館独自の判断になると思います。 - まつなが (2007年03月31日 12時19分43秒)
  • VOL単位の書誌データでは上下巻の関係はデータには現れないと思います。VOL単位のデータというのは紙の「目録カード」をコンピュータに入力したようなものなので、OPACなどでは配列を工夫しないと上下の関係が分りません。たとえば同じタイトルでも普通サイズや文庫サイズ、改訂版などが上下に分かれて表示されるとどれとどれがセットなのか分かりにくいものとなります。 - まつなが (2007年03月31日 12時31分03秒)
  • VOLの情報は,NACSIS-CATなどでは「所蔵」の領域に存在することが多く,公共図書館のMARC等では「書誌」の領域に存在することが多い,と考えるべきかも(厳密には,例外的な書誌もよく見かけます)。システム的にはどちらにも対応できるように「書誌」と「所蔵」の中間段階を用意して,VOL等はそこにおさめる,あたりの解決が思いつきます。/現物の上下巻の情報は,たいがいは請求記号の方に組み込みますね。{分類}/{著者名等からの記号}/{シリーズ・上下巻等の連番} というふうに。/版違いなどまでを含む厳密な解決はFRBRとかの話になっちゃうんでしょうね。 - myrmecoleon (2007年04月05日 09時51分47秒)
  • 同一図書を2冊以上所蔵する場合は、公共図書館でも書誌は1つ、所蔵は複数という持ち方になると思うので、結局は書誌と所蔵が1対多になる仕組みを作る必要があるのかな? - okamoto (2007年04月05日 21時27分19秒)

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