Ne×t-L Enjμ Leaf 1.1.0.beta3 リリース - tanabe (2013年04月01日)
Ne×t-L Enjμ Leaf 1.1.0.beta3をリリースしました。
最も大きな変更点は、資料検索のインターフェースを、NACSIS Webcat風のユーザインターフェースであるwe6catに変更したことです。
we6catは資料の検索結果の取得に、CiNii BooksのWebAPIを使用します。現在の検索用インターフェースであるenju_flowerと異なり、SolrもRDBも使用しないため、サーバの負荷の軽減が見込まれます。また、長期間にわたって利用されてきたNACSIS Webcat風のユーザインターフェースを採用することで、ユーザのシステムに対する習熟コストを低減することができます。
その他の変更点は以下のとおりです。
- 本体
- Ruby on Rails 3.2.13に更新。Ruby 2.0で動作するようになった
- データベース上のレコードへのアクセス権限の定義(cancanを使用)を、各モジュールで行うようになった
- jQuery 1.9.1, jQuery UI 1.10.0, jQueryMobile 1.3.0 に更新
- メニューにjQuery UIのMenubarを使用するようにした
- config/application.ymlでenju_ermsへのリンクを設定できるようにした
- 書誌管理
- RDF/XMLの名前空間の指定が抜けていたのを修正
- 貸出管理
- 不明本を貸し出そうとした場合、自動で貸出状態を「行方不明」から「在架」に変更するようにした
- 取り置きされている予約本を、別の予約につけかえられるようにした
- レファレンス管理
- レファレンス協同データベース登録用のXMLファイルの文字コードを、Shift_JISからUTF-8に変更